オタク入門2
前回はリーダーであるRMについて話したが、今回は防弾の長男、キムソクジンについて語ろうと思う。
ジンくんは、イケメンだ。
上品な顔だ、、、
紫も似合うなんて、、
おっ
ん?
、、、。
彼はイケメンだ。
だが、彼はイケメンはイケメンでも
残念なイケメンなのだ。
趣味は親父ギャグ、自己紹介は「僕はワールドワイドハンサムです」、高らかな笑い声は窓拭きの音に似ていることから窓拭きソクジンの異名を持つ。
(自分をイケメンと言うイケメンほどしんどいものはない)
初期はクールで無口なイメージで行けと言われていたらしいが、パフォーマンス中にした投げキスが好評だったことを受け、本来の自分を解放してしまったらしい。
イメージの回復はもう不可能だと言われている。
もともと俳優志望であったジンくんは、大学生の時にスカウトされてbighitに入った。彼はエリート建国大学生であったことをよく自慢している。宿舎では、6人の弟たちのご飯を作り、学校へ送り出し、長男として面倒を見ていた。自分は今当時のジンくんと同じくらいの年齢だが、慣れないダンスや歌の練習をしながら、6人のやんちゃな男たちを育てることができるかと考えると、ジンくんすげぇ、、となる。
上下関係が厳しい韓国社会だが、ジンくんは長男ぽくないためみんなだいぶ雑な扱いをしている。基本的にのんきだし、大人気ないし、笑い声うるせぇ。彼の威張らない、いつも自然体な姿勢は本当に素敵なのだが、本当にアイドルっぽくない。笑
こんな世界的スターになった今も、周りに芸能人がいっぱいいて変なかんじ〜なんてことを言っているし、「僕はアイドルってか、、キムソクジンですけど。」感がすごい。変人であることは間違いない。
ジンくんの面白い所をあげればキリがないのだが、
まず、無料が大好き
会社の意向は気にせず、セルフカット・セルフ染めしちゃう(失敗する)
1人だけすぐ浮く
面倒だからとタグは取らない
ピンク大好き
彼が、韓国の「私服がカッコいい芸能人ランキング」で(なぜか)(なんの間違いか)1位を取った際は、Twitter上でどよめきが起こり、世界中のファンの頭にはてなが踊り、サイトの信憑性は疑われることとなった。
彼はファッションの終結者とも呼ばれている。
(まぁ顔がいいもんね、、何着ても1位やで、、)
そして極め付けは、ファンに決して夢を見させない強固な姿勢だ。
彼にとってアイドルはただの職業であり、その垣根を越えてこようとする輩は真顔でブッタ斬る。
サイン会では
理想のタイプは? ー僕です。
温かい言葉下さい! ー太陽、ボイラー、暖炉
元気の出る言葉下さい! ーサムギョプサル
デートして! ーいいえ。
私の第一印象は? ータイプじゃないです♡
などとガチで答え、あまりにも多くのファンに現実を突きつけている。うける。
こういう人、会社の先輩にいて欲しいなといつも思う。年上だけど威張らず、マイペースで、絶対に定時帰宅!!!!そして食事は割り勘!!!
(めっちゃ想像できる、、、、)
男子校育ち(わかる)、熱愛報道皆無(わかる)、ゲーマー(わかる)、常識的で、アイドルぽくなくて、お笑い担当で、色々残念で最高なジンくんに皆親近感を抱いてしまうのだが、彼はキャッシュで2億円のマンションを購入しているし、誰にも言わずユニセフにコツコツ1000万も寄付していたし、彼の周りには何万人ものペンライトが光っている。ふとした時に、あっ、、ジンくんはアイドルじゃん、、となぞの絶望感に襲われるのだ。実際、生で見たジンくんはまっっじで、普通に道歩いてたら15度見するくらいのオーラだった。
(yabai.)
ダンスに関しては、リーダーに並び防弾の両翼と呼ばれていることを自らネタにしているが、その個性的なダンススキル生かして、カマキリダンスや交通整備ダンスなど様々な伝説級のダンスを生み出している。
また、キムソクジン完全監修で「背筋ブレーカー」という歌のMVをメンバーで作っており、制作過程にてジンくんのただならぬダンスパッションを感じることができる。まじで面白いので見てほしい。ただ、この歌、3日間は頭から離れないので注意が必要だ。
と、ここまでジンくんの魅力を語ってきたが、忘れてはいけないのは彼がめちゃくちゃ努力家だということ。まじめで、それでいて弱い姿を決して見せない。
ソロ曲「Epiphany」は、圧巻。美しいなぁ、、と思わず息を呑むハイトーンボイス。「僕が愛すべきたった一人の僕」という、ジンくんにぴったりの歌詞を彼が歌うから、心は震え霧は晴れ世界は輝く。静寂から、首筋に血管を浮き上がらせて一気に歌い上げるサビは、歌詞が分からなくても感動する。本当に大学生から歌を始めたのか怪しいレベルだ。
(メインボーカルはグクだけど、ライブとかで1番安定してるのジンくんなんじゃないかと思う。)
「僕の苦労は僕だけが知っていればいい」
私が大好きなジンくんの言葉だ。
自分が一番年上なのに、弟たちより経験値の低い自分にプライドが傷ついただろうし、実際他のソロ曲では「僕はあの花びらのように空を飛ぶことも舞うこともできない。6輪の花(他のメンバー達)を握りしめて歩くだけだ」と歌っていて、胸がきゅっとなる。そんなことないよ。ジンくんを指導したトレーナーさん達は、揃って「ジンは最高の子だ。真面目で、礼儀正しく、努力家だ。」と言う。普段あまりにも淡々としていて弱い姿を見せないジンくんだが、ただならぬ努力が今の彼をつくっているんだなと改めて感じる瞬間がたくさんある。
ジンくんがBTSのメンバーに選ばれたのは、必然のようで、でも奇跡の采配だと思う。歌やダンスがもっと上手な練習生は他にいたかもしれないし、正直初期のBTSのコンセプト(ゴリゴリヒップホップ)にジンくんがマッチしていたかと言われれば、うーん、、だ。
だけど、大当たりだった。
神様、キムソクジンをBTSに入れたのまじでナイス選択だよ、、。
世界のアーティストとなった今もBTSがバランスを崩さずにいられるのは、グループ内でのジンくんの役割がとても大きい。常識的で、あっけらかんと楽に構えていて。神経質で完璧主義で自分追い詰めがちなメンバーが多い中、ジンくんみたいな人が最年長であることがどれだけプラスか。
長男らしくない、とか、まじでウザい(笑)とか、みんないじり倒しているけど、メンバー全員ジン君のことがだいっっっ好きだ。抱きついて、ふざけて、甘えて、、最初はあまりにも考え方が違って戸惑ったと言っていたナムさん(だろうな)も、ジンくんの考え方に感化されて歌詞を書いたほどだ。
メンバー全員、そして私たちまでも、彼にとても救われている。
私はジンくんの考え方も、歌も、ダンスも大好きだ。
これからもずっと、その窓拭きの音を聞かせていてほしい。
(アヒャヒャヒャ!!!ヤーー、オーアイゴォォ!!!ヒャッヒャ!窓拭き窓拭き)
私服けなしすぎたのでカッコいいやつも一応。(一応)